新築、一戸建て、木の家、注文住宅、福岡の研究グループ「九州・山口匠の会」

福岡の注文住宅 匠のよか家ガイド


ノウハウを学ぶ

上手な注文住宅!失敗しない工務店の選び方

大手ハウスメーカーから1~2人で家族経営している工務店、建築士が独立して設計・施工している個人設計事務所まで、さまざまな業態に分かれて全国にざっと数万社ほどあるのが住宅会社です。
その中でも今、注目なのは工務店です。一口に「工務店」と言っても様々なタイプの工務店があります。
大切なのは技術力と信頼性。あなたの建てたい家が得意な工務店かどうかチェックしてみましょう。

  • 木造、鉄筋コンクリート、2×4など得意な工法は何か
  • 施工工務店が建てたい家に最適な工法のノウハウを持っているか
  • 建築士や施工管理技師などの技術や資格を有する技術スタッフを抱えているか
  • 質問に親身になって答えてくれるか
  • 健全な経営体質か
  • 見積もり金額が適正か

住宅工法の基礎知識

一見同じように見える建物でも、工法はさまざま。いくつか種類があるその工法には、それぞれ特徴があります。工法が違うことで、造り方や工期、自由度までかわってきます。
自分に合った快適な生活を送るためには、工法の特徴をあらかじめよく理解しておくことが、その第一歩です。

木造軸組工法

木造軸組工法は、上部の構造体を支える「柱」と、重量を支える「梁」を組み合わせて造る工法です。
伝統的な工法で、日本でもっとも多く使われています。設計の自由度が高く、数寄屋造りの純和風はもちろん、和洋折衷や洋風など幅広い様式に適応します。また、柱や梁などで支える工法であるため、開口部が大きくとれるのでリフォームにも対応しやすく、しかもさまざまな立地や敷地条件に対応できます。
天然素材の木をふんだんに使うこの工法のポイントは、シロアリに対する薬剤処理をきちんと行うこと。腐りにくい木材を使うこと。
大工さんの腕にたよるところが大きいという事です。ある程度大工さんの技能を必要とし、工期も長めなのが難点でしょう。

木造軸組+パネル工法

この工法は、柱や梁などの軸材を組んで骨組みを構成する軸組工法と、耐力壁としてのパネルを組み合わせてつくる工法です。
軸材と軸材の間に耐力壁の役割を果たすパネルを張り付けるので、強度は一段と増し、地震や台風などにも強い構造体をつくることができるのが特徴です。

2×4(ツーバイフォー)工法

おもに構造材として使う骨組みが2インチ×4インチの柱の断面寸法で造る工法をさします。
北米で発達・普及し、造り方が単純で地震や台風に強いのが特徴です。洋風な間取りに適しており、壁で支えて地震に耐える壁構造のため、壁に大きな窓をとりづらく風が通りにくい場合もあります。
小さく細長い窓を採用するとよりおしゃれな感覚を演出することができます。

木質パネル工法

木質パネル工法は、ツーバイフォー工法と同じように耐力壁によって建物を支える工法です。
構造上大事な壁や床などを、骨組みごと工場であらかじめ生産し、現場で組み立てます。
基本的な造り方はツーバイフォー工法と同じですが、この工法では工場であらかじめ壁の中に水分を嫌う断熱材を入れます。
そのため、工事中の雨が建物の性能を著しく低下させてしまう場合もあります。
また、くぎが多く使われるツーバイフォー工法と違い、くぎよりも強度の高い接着剤を多く使用します。
工期が短めで、特別な技能を必要としないのもメリットです。木質系プレハブ住宅の他に、一部の輸入住宅に採用されています。

鉄骨パネル工法

C型の断面をした比較的うすめの鉄骨をおもな骨組みとした造りです。工場で材料のほとんど造ってしまう工法です。
木造軸組工法と同じ「柱」と「梁」を組み合わせて造る軸組構造と、骨組み自体を壁の中に埋め込んでパネル化し、壁で支える耐力壁構造の2種類があります。
鉄骨は木材と違い、反りや狂いが少ないので、製品や部材の品質はあまりばらつきがありません。
組み立ても、ボルトやナット締めになるので技能に左右されにくく、品質が安定しているのがメリットです。

鉄骨軸組+ALCパネル工法

鉄骨で軸組を構成し、それに軽量気泡コンクリート(ALC)パネルを組み合わせた工法です。
軽量鉄骨を使うケースが多いですが、重量鉄骨も加えて軸組を構成するケースもあります。
都市型プレハブ住宅に採用されています。

軽量鉄骨+不燃パネル工法

軽量鉄骨で軸組を構成し、それにセメント板などの不燃パネルを組み合わせた工法です。
鉄骨系プレハブ住宅の代表的な工法になっています。

軽量鉄骨ユニット工法

ユニットとは、あらかじめ工場で鉄骨の骨組みごと造り上げた部屋のことです。
この部屋自体を現場で積み上げていく工法が、鉄骨ユニット工法です。
軽量鉄骨と組み合わせるパネルに、不燃パネルを使ったタイプと、ALC系パネルを使ったタイプがあります。工期が短いのが特徴です。

重量鉄骨ラーメン工法

柱、梁、床スラブおよび耐力壁を一体につくって建物を構成する工法です。
材と材が交わる部分が剛接合によって固定されているのが特徴です。
中・高層の建物に多く見られ、住宅ではビル形式の併用住宅ないし集合住宅に採用されています。

コンクリート一体壁式工法

構造体を構成するところに鉄筋を配し、そのまわりに合板で型枠をつくり、その中にコンクリートを流し込んで一体化する壁式工法です。
現場でコンクリート打ちをすることからコンクリート現場打ち工法ともいわれています。

注文住宅や新築一戸建ての工法にはたくさんの種類があります。どの工法がすぐれている、ということはありません。
「どの工法が自分の条件や希望にあっているか」という見方で工法を選ぶことが、快適に満足して暮らせるための重要なポイントです。

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